ダライラマを疑え
真の”チベットの自由”のためのチベット論
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非暴力主義ではないダライラマ14世
【2008/10/18】 ダライラマ考察
   ダライラマ   
 ダライ事務所ではダライのノーベル平和賞受賞を掲載している。
ダライ・ラマ 法王によるノーベル平和賞受賞スピーチ
1959年~現在まで、ダライ・ラマ法王は、平和のメッセージ、非暴力主義、宗教間の相互理解、世界的な問題に対する責任感と慈悲心が認められ、30を越える名誉博士の学位や各賞が授与されました。
とあるが、この中身を精査してみたい。

<非暴力主義>
ダライのノーベル平和賞受賞のスピーチでは非暴力主義に関して以下のように述べている
私はこの賞を、非暴力の活動をもって変革をめざすという現代的伝統の基礎を築いた人物 、マハトマ・ガンジーへの賛辞としてお受けします。ガンジーの一生は、私に多くを教え励ましてくれるものでした。

 ガンディ氏とダライでは話が非暴力主義の内容に大きな隔たりがあることを説明したい。
 ダライラマの政治闘争の歴史は、ガンディー氏と比較すれば暴力に満ち溢れている。
1956年の「チベット動乱」において、ダライは「暴力をやめるように」とは指導していない。
ガンディー氏が”暴力を制止した”非暴力であることに比肩すれば、明らかに非暴力性において程度が低いのは判るだろう。
1959年の「チベット蜂起」についても、上記と同じように、ダライは暴力行為を諌めた発言はしていない。
つい最近、フランスメディアの報道で以下のような話が暴露されている
<ダライ・ラマ>仏テレビが異例の批判、CIAとの関係も―中国メディア(レコードチャイナ)要約すれば
「政治不干渉の宗教的指導者」と称する彼の矛盾した言動に注目。今年の訪仏前に「政治的活動は行わない」とマスコミに宣言しながら、訪仏後は上院議員30人を前に「中国のチベット弾圧」を訴え、同国政界の反中感情を煽っていた。
チベットの歴史に関しては、14世紀以降のチベットの世界から取り残された封建的統治について紹介し、ダライ・ラマが逃亡するまで同地で行っていた専制政治についても詳しく説明していた。
ダライ・ラマと米CIAとの深い関係についても番組は暴露しており、1956年から1973年まで毎年130万ドル以上の金銭的援助をCIAから受けていたと報道。米国には彼を支援する富豪が多く、毎年60万ドルを彼に渡す者もいるため、「ダライ・ラマは大富豪だ」と視聴者に訴えていた。

このゴシップ報道の真贋は不明だが、冷戦時代の中国はアメリカの標的であり、CIAが盛んにチベットに武器供給していたことはアメリカ政府も否定しない事実である。
同時に、ダライラマ支持者の富豪について実名が幾人が出ているのである。
ダライラマの人脈はガンディ・キング牧師のような下層民との関係ではなく、各国のセレブ・実力者とのパイプがほとんどであることも大きな違いだろう。(むしろ、ダライは世俗的メディアを駆使する扇動家のような側面が強いというべきだろう)
このような素地がガンディー氏にはゴシップにしても見当たらない。
ダライ事務所のページでは以下のように書いてある
 普遍的立場
チベットへ真の自由をもたらすための運動をすすめてゆくにあたり、あくまで非暴力に徹するという強い信念を法王は堅持している。
「中国側がチベット人に加えてきた様々な攻撃やおびただしい弾圧についてもそのような事実を明らかにすることはどうしても必要であるが、中国人そのものに対する憎悪の念を抱くことは決してない」
というのが、法王の基本的な考え方である。法王は、まさしく「平和の人」である。1989年、法王はノーベル平和賞受賞の栄誉に輝いたのは、祖国チベットに自由をもたらすための運動を通じ、決して暴力に訴えることなく平和的手段を貫いてきたことが、国際的に高く評価された結果に他ならない。いかに理不尽な攻撃に直面したときでも、法王は一貫して非暴力政策を提唱し続けてきた。また、法王の受賞理由の1つには、地球環境問題への取り組みも挙げられており、これはノーベル賞の歴史で初めてのことである。

「中国側がチベット人に加えてきた様々な攻撃やおびただしい弾圧についてもそのような事実を明らかにすることはどうしても必要であるが、中国人そのものに対する憎悪の念を抱くことは決してない」という発言がどこまで信用できるだろうか?
「ダライの行動・発言は過激派を生み出し、世界中に中国共産党政府への憎悪に駆り立てている」と言えるのではないだろうか?
 非暴力的である少しの側面をダライに認めるとして、ガンディ、キング牧師との比較は気の毒であるかもしれないが、やはり常人として政治家としても疑問視される行動が
「ダライのインド亡命である。」
 当時、中国との国境紛争を抱えていたインドは、宗教的背景もあるが、ダライラマを亡命政府として迎えた。その行為は、中国インドの外交関係の悪化に貢献した。
その後、中国インドは政治的に亡命政権の法的正当性を否定するに至ったものであり、インドの亡命政府でもない、私的組織であり、「政府」でもないのが国際法的な妥当な認識である。
 ダライの亡命によって求心力をなくしたチベット暴徒は暴徒化し、中国当局の支配に対して武力闘争を展開するのである。
ダライが「非暴力主義」であるならば、亡命せずにチベット民衆を非暴力に誘導する責務があるはずである。ダライがチベットの最高指導者を自称するならば、なお更のはずであろう。
単なる政治活動家であるガンディ・キング牧師と比較して責任感がないと言わざるを得ない。
ダライは自称にしても、チベットの最高指導者なのであるはずだが・・・・
補足意見
ガンディは投獄され獄中活動を行い法的正当性を確立し、キング牧師も法的正当性は常逸していない。
人権活動家で逃げ回っている活動家に関しては、思想的自由を求める一方で法的正当性に対する尊重がないことは非常に憂慮すべきではないだろうか?

あえて、ガンディ氏の非暴力主義にあって、ダライにないものを提示するならば
・身を投げても非暴力主義を達成するための、自己犠牲精神
・被支配者層に対する宗教的配慮

 ガンディ氏と比肩して自分が劣ることはダライ自身が自覚していることは、受賞スピーチでわかるが
同じく非暴力主義のマーティン・ルーサー・キング牧師(以後「キング牧師」)ほど法的正義を確立するまで至らずにいる。
そもそも、ガンディ・キング牧師のように徹底した「暴力を制止する」活動をしていないダライが二人に比肩するというのは、甚だ史実的認識に疑問符が付くものであろう。
 ガンディ氏は差別問題にも関わった。しかし、今のチベット社会は未だに、農奴と想定できる職業人が存在していることはあまり指摘されない事実である。
残酷という表現は我々の価値観だが、チベット仏教世界は、古代世界と同じく農奴の上に成り立っていた社会であり、チベット支配者がチベット仏教に農奴・農作物を寄進して、政教合同してチベットを支配していたのである。それもダライラマ14世即位まで続いていたのは、紛れもない事実である。
せっかくなのでこの記事よりもよほど優秀なサイトをご紹介しておく
長い文章と多少の歴史知識を前提とするが、全体像を掴む上では、もっとも妥当性のあるサイトである。「チベットの未来」

<宗教間の相互理解>
 彼が宗教観の相互理解を主張できる立場ではない。
 カギュー派内の活仏論争では、彼は中国政府と協力して、カルマパ17世をチベット仏教第三位の活仏としてカギュー派の承認なしに規定している。
 チベット仏教に関しても、ボン教の背後関係の研究がチベット仏教内部でも研究が行われていない。海外でもボン教とチベット仏教の区分を研究している人はいない。しかし、世俗的にも明らかにボン教と言える人民が中国・チベット各地にいることをダライもダライ事務所も指摘しようとしない。

今回は、ダライラマの非暴力性の実像をテーマにしました。
そもそも、ダライラマ体制(17世紀以後)事態が、宗教的権威性に追随した支配者に使役した支配であり、その支配時代について、ダライ事務所も語ることはない。語ればダライ体制の根本部分を崩壊させることになるからである。

中国の「チベットの農奴解放」という美辞麗句は、捏造ではない。もっとも中国当局が指摘するような大規模な農奴封建社会ではなかった部分はあるが、「チベットの農奴解放」の必要性はダライは認めることはできないのである。
ダライ・その前のダライ・チベットの宗教世界が農奴の上で成り立つ社会を維持した事実は、仏教の教義からの逸脱であり堕落である。(今も堕落しているのだが)
 ダライラマの群像は創価学会の池田大作氏と同じ可能性を示唆できる。
池田大作氏もダライと同じように多くの「名誉博士の学位や各賞が授与されている」のだ。池田大作氏の栄誉の数々
そして、近年、フランスでは「ダライラマ」への冷たい仕打ちが始まっているのだが・・・・
まさか、チベット仏教がカルトということはないだろうが、胡散臭いという悪意的解釈の余地は大きいのである。

次回のテーマは未定ですが、希望がありましたら、是非、コメントなど
   

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