ダライラマを疑え
真の”チベットの自由”のためのチベット論
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チベットが第二のイスラエルになる可能性
【2009/01/11】 総記
   ダライラマ       チベットの歴史       総記   
 チベット独立論が隆盛している当初から、私は述べていますが、

チベット自治区の中国人を考慮に入れずに、独立運動がおこり、チベット人国家が樹立されれば、チベットがイスラエルになってしまう。

というのは決して、絵空事ではありません。
 
今回は、イスラエル問題の根底と同じような問題を侵しかねないチベット独立論を批判します。

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チベット亡命政府による世論調査に関する私見
【2009/01/06】 総記
読売新聞に
国内のチベット人、3割「独立求める」…亡命政府調査
 という記事がありました。この資料から読み取れる問題点を指摘したいと思います。
 簡単に説明しますと、
①統計の信憑性が薄い
②独立世論が3割しかいない
③ダライラマとその支持者は「高度な自治」に留まる政治意思である
④国際世論でチベットの「独立」を希求した人は、チベットの大多数の政治意思を尊重しない人である
⑤国際世論でチベットの「独立」を希求した人は、チベット全体の政治意思を体現できない上に、過激派である。中にはテロリストもいた。

ということです。
今回は、「統計の問題」、「ダライラマ亡命事務所の恣意性」など個別に説明します。
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「チベットは中国の一部」英国の声明は100年ぶり―中国紙
【2008/11/12】 総記
2008年11月11日、中国紙「青年参考」は、
ミリバンド英外相が「チベットは中国の一部」と認めた件で、各国メディアが「英国が初めて認めた」と報じたのは誤りとし、正しくは「100年ぶりに認めた」であると報じた。
ミリバンド外相は10月29日、英外務省の公式サイトで
「英国の過去の政策は時代錯誤だった。英国は、非常にはっきりとした態度でチベットは中国の一部であると認める」とする声明を発表。
各国メディアはこぞって、「英国が初めて中国の領有権を認めた」と報じた。
これに対し「青年参考」は、
「中国が清の時代だった1793年、英国王室の特使が乾隆帝に接見した際、すでにこれを認めている。19世紀後半までその態度は変わらなかった」と主張。これらの報道を「厳密には誤り」とし、「正しくは100年ぶりに認めた」とするべきだと指摘した。
 また、チベット亡命政府がミリバンド外相の声明に対し、「1951年に中国が武力侵入するまで、英国はチベットの独立を認めていた」と反論している件については、
「可哀想な弱小民族の代表のふりをして、同情を買おうとしている。中央政府から何らかの条件を引き出したいのだろう」と皮肉った。

特段驚く話でもないのですが、ミリバンド外相の歴史認識には一定の妥当性がある。
確かに、中国当局(中華人民共和国政府)時代の、「民族浄化」とも解される行為は、問題になるだろう。
しかし、一方で、
チベット人が無抵抗であったようなダライラマの主張は間違いであるし、
ダライラマを筆頭とするラサのチベット仏教勢力(=ゲルク派)は、CIA・フランスと繋がり武装闘争を展開していたことも事実であろう。(CIAは認めている)

ミリバンド外相の「中国当局から何か条件を引き出そうとする」行為を批判する意図であれば、それは問題がある。
チベットは中国の一部であり、チベットが政治的要求を行うべき対象はあくまでも中国当局である。
だから、チベットは騙しでも中国当局から自治権を獲得しようとする権利そのものはあるのである。
しかし、その権利を認めさせるための、動機・事実認識にバランスにかけた主張・バランスに欠けた歴史認識・被害者妄想的言動がダライラマに存在するのである。

もっとも、ミリバント外相の歴史感を全否定できる人がいれば、個人的には注目してみたい。
田母神幕僚長の歴史認識発言よりも妥当性ある歴史認識だと思うが、おそらく
歴史知識の浅い「フリー・チベット」論者によって、弾圧されるだろう。

さて、補足的にコメントしておきたいのだが、「チベット」を論じている人で歴史問題で
近現代史だけを取り上げているブログは概して信用できない。
それは、都合のいい歴史事実だけを抽出しがちであることにある。

ダライラマを疑え」で特集したいと思うが、
チベット人・チベット民族と一般的いわれる人々は中央アジア通史において、トルコ民族のように混乱の元凶と言える。
ブータン・ネパール・モンゴルと隣接した地域は、中国当局によるチベット弾圧より以前から
チベット人による民族浄化に近い状況に晒されてきた。
ゲルク派であるダライラマのチベット概念がそもそもチベット人・民族のためになる可能性ははっきり言えば薄い。
ダライラマも亡命政府も存在しているだけで外交できる立場でもない。むしろ、ゲルク派の売名目的で外遊している可能性もある。)
今、移住したチベット人が起こしている問題の解決になることはないし、ブータンの難民問題では、
チベット仏教教徒が、ブータンの少数民族を民族浄化しているのである・・・・・・・


さて、歴史問題として、補足しておくが1793年の出来事では

清朝の乾隆帝が1793年に発布した『欽定蔵内善後章程二十九条』が持ち出される。
この規定がチベットの独立性を暗示するという主張もあるし、チベット旗の由来でもあることで比較的有名である。
しかし仮に独立国同士の国際法として「欽定蔵内善後章程二十九条」を考えるとなれば
異常とも言うべき状況がある。

「二十九条章程」はおもに清朝のチベットに対する権限を定めているものである。
個別は割愛させてもらうが
チベット独立論ではこの規約を大義に独立国としての正当性を主張するが
「政府と内閣をもっていた」「自主制定法があった」→(中国の駐チベット大臣に拘束性がある)
「貨幣を発行した」→(駐チベット大臣が監査監督していた)
「自らの軍隊があった」(清朝が設立し、駐チベット大臣に指揮された)

このような状態が”独立国”としての要件とは到底言えないだろう。主張に対すr「現実は」という部分まで備えていることをどう説明しようというのだろうか?
日本がアメリカの従属国で「真の独立国」ではないという人がいるが、このような状況をどう評するのだろうか?
 もっとも「国家」を規定するための国際法の要件はまったく満たせるものではない。
 チベットの過去ではなく現代が問題であって、チベットが独立国であるための要件は贔屓目に見ないと成立しない。その贔屓目のバランスも問題がありすぎるのである。
「自国の軍隊に関して他国(中国の清王朝)の命令・指示を受ける」ような国家であったチベット・・・・
そして、それを事実として認めているチベットが独立国なのだろうか?

乾隆時代チベットで「二十九条章程」を発布できたこと事実は、チベットが中国に服属していたことを物語りえるものではないだろうか?

さて、本論であるミリハンド外相発言は大きな意味はない。
各国は黙っているが、チベット自治区の統治権は中国当局のものであることは否定しえない事実認識である。
むしろ、諸外国ともチベットは”独立国家”と言えないのが現実で、
その現実は一重に、
「中国の国力」
に尽きるのだが・・・・・

 冥王星個人はミリハンド外相を支持するわけだが、
イギリスの過去の植民地政策のツケは未だに残っていることを英国全体で考えてほしい。
パレスチナはじめ、イラク、マラッカの海賊・ソマリア・・・・一番植民地が多かったことを差し引いても大英帝国の植民地は・・・・

何度でも言うが、フリーチベット論のほとんどが現代史の一面だけで中国当局を批判している。
(現代の右派的歴史認識と同じで都合のいい部分だけしか論じない)
それらは歴史的中立性のある見解ではなく、歴史的無知が介在している。バランスの問題ではなく相対的な知識欠如でチベットの歴史を騙っているのだから、困ったものである。
 
 ダライラマのプロパガンダとアンチコミュニズムに事実が知られていない。歪められている部分がある。
 より多くの事実認識を重ねた歴史認識が流布することを期待したい。
 チベット民族は騎馬民族と同じく周辺農耕王朝にとっては、不安要素であり、農耕王朝の支配下から逃れることができない・・・・・・
これは、歴史的必然性である。
経済力が軍事力の裏打ちであり、経済力なき軍隊はありえない。そしてチベットは国力としての限度で農耕王朝を簡単に凌駕することはできないのである。(海戦では話は違うが)

こういう言い方は失礼かもしれないが
「チベットは他国にとって何かする価値のある地域ではなかった・・・」
いや・・チベットという領土には価値がないのだろう。だからこそ、孤立した歴史を歩めたのであるが
騎馬民族の領土と同じように生産に向かない地域であるがゆえの、農耕王朝からの分離独立の傾向なのである。(痩せた土地をいくら持っても仕方ないという支配の理論)

欧州におけるバスクも同じような地政環境であるが・・・・



「ダライラマ事務所の欺瞞」のイントロダクション
【2008/10/18】 総記
   総記   
 カテゴリー「ダライラマ事務所の欺瞞」は不定期ながら、ダライラマ法王日本代表事務所(略して「ダライラマ事務所」)の内容について可能な限り、検証するカテゴリーです。
 引用などについては随時、引用先URLをご案内しますが、ソースの信用性に関しては、ソースのソースまで確認したものであり、少なくともソース的信用性については、
「二次ソースの確認作業まで行われています」
内容の真贋に関しては100%は責任終えませんが、一般社会に流布している動画、画像のように虚飾・捏造の可能性が強く想定されるものは排斥しております。
 


当ブログの趣旨
【2008/10/18】 総記
   総記   
 ブログのタイトル・ブログの説明文のある通り、「ダライラマを疑え」がテーマです。

 部屋の管理人たる私(ヤン・フス)は、
”「ダライラマという人間」を疑う”のではなく
世間に存在する”ダライラマ像”に対して真っ向から相克します。

 これから記事で問題提起してゆきますが、決して圧力を受けたり、利害関係からこのようなブログを作ったものではなく、チベットに関する歴史的無知を是正する必要性から立ち上げました。
 
 私は、歴史家として「歴史を教える」ことを生業としています。
 歴史の一面的だけでチベットが論じられていることを明らかにし、中立的立場と情動や扇情的な報道に歪まないブログであろうと思っています。
 従いまして、一面的事実を強烈に伝えるような刺激の強い画像・動画などは一切使用せず、見解に対する反論の余地が少ない、もしくは、反論に対して私自身が反論できうる事実を提示した上で記事を作成することにします。 

 このサイトの影響で、チベットに関する知識が深まると同時に、妥当性あるチベットの問題認識を導ければ幸いです。






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